東京都北区東十条にて、ビル解体工事を行いました。

最初は電線やガス管の切り離しから作業します。こちらで勝手に進めてはいけないので、管轄の電力会社やガス会社などに申し込みます。

今回の工事は地上に作業するスペースがありませんので、階上解体という方法になります。重機をビル屋上に楊重し、上から順に解体しながら下がってきます。細いワイヤーに見えますが、重量的には問題ありません。ですが、見ていて気持ちのいいものではないですね。楊重している間はとても緊張します……。

ある程度の高さまで下がってきたら、大きい重機に入れ替えます。アタッチメントを交換しながら、少しずつ壊していきます。建物解体後は天地返しで地中埋設物を探ります。小さい写真３枚目はスケルトンバケットでごみを取り除いている最中です。整地作業は新しい土を入れ、地面の高さを合わせていきます。

整地作業終了後の写真です。隣家の真横などを作業している際に騒音や振動のクレームは出てしまいましたが、半年近くに及ぶ工事で事故はなく、無事に工事を終えることができました。クレームが発生した際も迅速にお伺いし、状況のヒアリング、対策や今後の工事内容を説明させていただき、最終的にはご容赦いただくことができました。

弊社では、このような工事のほかに内装解体や切り下げ工事などの外構工事も対応しています。些細なことでもお気軽にお問い合わせください。